お役立ちコラムCOLUMN

2020.05.15

メガネの正しい取り扱い方法、知っていますか?

初めてメガネをかける方、新しくメガネをつくり替えた方にお伺いします。「正しいメガネの取り扱い方法」はご存知ですか?メガネは、正しい取り扱い方法をすることで、より効果的に、より長くご使用することができます。あなたのメガネは、あなただけの大切なもの。「安心」「安全」にお使いいただくように、一緒に確認してみましょう。

メガネの正しいかけ方、はずし方

メガネをかける時は、まずメガネの両方のテンプル(つる)をしっかりと開き、両手で持ち、耳にしっかりとかけましょう。メガネをはずす時も同様に、両手で行ってください。片手で、かけ外しをすると、テンプルに余計な力が加わります。メガネの変形や破損の原因ともなりますので、必ず「両手」でかけ外しをしてください。

メガネ全体に関する取り扱いについて

①クルマの運転は、充分に慣れてから行いましょう。

新しいメガネに替えた時、かけ始めのうちは、大きく見えたり、小さく見えたり、ゆがみや傾きもあって不安かと思います。メガネに慣れるまでは、とくにクルマの運転には気をつけましょう。

②メガネの温度上昇には十分注意してください。やけどや火災の原因にもなります。

暖房器具の近くやクルマのダッシュボードの上など、高温になる場所にはメガネを置かないでください。セルロイド製のメガネは約170℃で発火する恐れがあります。プラスチックレンズは約60℃以上、また急激な温度差(例:20℃~常温)がある場合は、コート膜にヒビが入る恐れがあります。サウナなど高温になる場所では、メガネをはずしてからお入りください。

③メガネのずり落ち、変形はたいへん危険です

正しくフィットしていないメガネは、ものが歪んで見えたり、ぼやけたりと、視界に支障が出てきます。また、メガネのずり落ちや変形は、事故やケガの元になります。メガネのメンテナンスはとても重要です。

 

ぜひ、定期的な点検を受けてください。

④メガネに汗や、整髪料がついてしまったら…

汗や果汁、整髪料、化粧品、カビ取り剤、薬剤(シンナー、トイレ・薬用洗剤)などがついてしまった場合は、すぐに水洗いをして、付着物をよく拭き取ってください。そのまま放置しておくと、フレームにゆがみが出たり、とくにレンズはシミなどが残ります。そのまま付着して取れなくなったり、コート膜が剥がれる原因ともなりますので、充分にご注意ください。

⑤メガネをかけたまま、絶対に太陽を直視しないでください!

メガネをかけたまま、太陽を直接見ると、目を痛め、最悪の場合、失明するなどの原因ともなります。これはカラーレンズでも同様です。また、カラーレンズ(濃度およそ20%以上、視感度透過率80%以下)は、トンネルの中、屋内の暗い場所、夕暮れ時、夜間のクルマの運転などでは、光量不足で視力が低下し、たいへん危険です。調光レンズ(紫外線の量によってレンズカラー濃度が変化するレンズ)も同様です。

⑥メガネを下に向けて置かないでください。

メガネを置く時は、必ずレンズの表面を上に向けてください。

 

下に向けて置くとレンズに傷がついたり、フレームが破損するなどの原因になります。ご注意ください。

⑦メガネのレンズを拭く時も、「いたわる気持ち」を忘れずに

ついつい、ティッシュやシャツの裾でメガネを拭いちゃったり。。。メガネのレンズは、どんなもので拭いてもいいわけではありません。メガネは、必ず専用のレンズ拭きで軽く拭くようにしてください。また、レンズの表面にゴミやホコリがついている時は、まず水洗いをしてから拭くようにしてください。

⑧メガネのレンズが汚れた時は、ていねいに汚れを落としましょう。

メガネのレンズが汚れた時は、中性洗剤を100倍以上で薄めた液で洗い、そのあとに水洗いをして、ティッシュやメガネ拭きなどで水分を拭き取りましょう。最後に、メガネレンズ専用クリーナーとメガネ拭きを使用してやさしく拭き上げてください。

メガネレンズ専用クリーナーを使用すると、キレイになるだけではなく、帯電防止剤の効果でレンズに埃が付きにくくなります。

 

アルカリ性の洗剤(石けん・ハンドソープ・ボディーソープなど)、酸性洗剤は使用しないでください。

 

レンズのコート面を劣化させ、はがれてしまう原因ともなります。

主にレンズに関する説明

①レンズが濡れた時は、すぐに拭き取りましょう。

レンズは、そのまま乾いてしまうと水のあとがシミのように残り、見えにくくなってしまうため注意が必要です。濡れてしまった際は、すぐに拭き取るようにしましょう。

②メガネのレンズが破損すると危険です。衝撃には十分ご注意を

「私のメガネはプラスチックレンズだから大丈夫」、なんと思っていませんか? プレスチックレンズもガラスレンズと同じ、強い衝撃を受けると破損することがあり、危険です。とくに注意して欲しいのが、スポーツをする時。メガネをはずす、あるいはきちんと固定するなど充分にご注意ください。

 

スポーツをする方に適したメガネもございます。メガネのイタガキに気軽にご相談ください

③ガタついたレンズは危険です。定期的に点検しましょう

例えば、クルマの運転中にレンズがはずれたりしたら危険です。溝掘りフレームなどナイロン糸が切れる場合がありますから、日頃から、よく点検してからお出かけしてください。また、安易に接着剤などでレンズを固定しますと、フレームやレンズの損傷につながる恐れがあります。

 

メガネのイタガキでは、お買い上げの皆さまに定期点検をおすすめしています。点検すれば安心、しかも長くお使いいただけます。ぜひお近くのイタガキにお出かけください。

遠近両用レンズ(累進屈折力レンズ、二重焦点レンズ)をご使用の方へ

①階段を降りる際には、とくにご注意ください。

階段など、段差がある場所を降りる時は、あごをしっかりと引いて、レンズの上部(遠くを見る部分)で足元を十分に確認してください。メガネの下部(近くを見る部分)に視線が入ると距離感を間違えやすく、階段を踏み外すなど、ケガの原因ともなります。ご注意ください。

②クルマの運転は、十分にメガネに慣れてから行いましょう

クルマの運転は、メガネをかけての視線の使い方がスムーズにできるようになってから行ってください。視線の使い方が未熟なまま運転しますと、充分な視界が確保できず、自動車事故の原因にもなります。また、メガネに慣れてからでもバック(更新)時にはあごを引き、遠方を見るように運転してください。

③「近用ワイドレンズ」や「中近両用レンズ」は、屋外使用は不向きです

近用ワイドレンズや中近両用レンズは近くのものを見るためのレンズです。ご使用のケースは主に「室内」になると思います。ですから、クルマの運転などでは事故の原因にもなりますから、ご使用をお控えください。屋外や、また室内においても遠くのものを見る時は、遠くを見ることができるレンズのメガネ(遠近両用メガネなど)にかけ替えてください。

 

このようにレンズの種類によって、見る位置を間違えてしまうと危険を伴うこともあります。使用方法については、ぜひ上記を心がけてください。

主にフレームに関する説明

メガネが原因とみられる皮膚のかぶれ等があったら、メガネのイタガキ、または医師へご相談ください

メガネが原因とみられる鼻や耳のかゆみ、かぶれ、湿疹などの症状がありましたら、すぐにメガネのイタガキか、医師へご相談ください。

メガネフレームのタイプ別の注意点

プラスチックフレーム、コンビネーションフレーム

プラスチック部は、燃えやすい素材「セルロイド」を使用している場合があります。火のそば、高温になる場所でのご使用はおやめください。

溝掘フレーム(ナイロールフレーム)

バンド(ナイロン糸)は、熱や衝撃により切れてしまうことがあります。バンド(ナイロン糸)は消耗品です。必要に応じて交換してください。※メガネのイタガキにお持ちください。

ふちなしフレーム(ツーポイントフレーム)

ふちなし(ツーポイント)フレームは構造上、破損しやすく、レンズ止めのネジがゆるみやすいです。ご使用には注意し、気になる点がありましたら、ご相談ください。

メタルフレーム、その他のフレーム

ネジがゆるんだり変形した時に、レンズがはずれることがありますので、その際はすぐにご使用を中止し、お近くのメガネのイタガキへお持ちください。
各部の素材は、経年劣化や消耗等のため、変色や変形、破損することがあります。約1年を目安に定期的な点検をしてください。鼻パッドやバンド(ナイロン糸)、その他のパーツは消耗品です。また、細部の汚れや小さな変形等の発見のためにも、定期的な点検をおすすめします。

最後に

いかがでしたか? メガネのフレーム、レンズは、使用方法によっては、知らないうちにフレームが曲がってしまったり、レンズが劣化して見づらくなってしまうことがあります。生活必需品であるメガネは使う頻度が高いからこそ、破損のトラブルも隣り合わせです。「メガネをかけたまま寝たら曲がっちゃった!!」なんてこともあるでしょう。そんなときについつい自分で「直してしまおう!」としてしまうと、さらに状態が悪化することもあります。

 

メガネはあなただけの大切なもの。不具合がありましたら、ちょっと面倒でもお近くのメガネのイタガキにお越しください。

関連記事