お役立ちコラムCOLUMN

2022.08.08

「目」を鍛えればスポーツがうまくなる!「ビジョントレーニング」でパフォーマンスアップ!

ビジョントレーニング

スポーツをするのに重要とされるものと言われると、何を思い浮かべますか?

筋力、スタミナ、努力などはもちろん、手入れがされた道具(ギア)やセンスなど、様々なポイントがありますよね。

日本スポーツビジョン協会では、スポーツのポイントは「見る力」と言っています。
今回「スポーツが上手くなりたい!」という方のために、見え方と身体の使い方について注目してみました。


「視力」全般はもちろん、「動体視力」や「瞬間視」「周辺視」「眼球運動」「眼と手の協応」など、目からの視覚的情報を増やすこと、視覚的情報を正確に動作に換えることなどが、スポーツでのパフォーマンスや競技力を向上させるのにとても有効と言われています。( ※ 目や見え方など気になる点がある場合は、必ず眼科医の診察を終えてからビジョントレーニングを始める事が大切です)

「ビジョントレーニング」とは、どのようなことをするのか、どのような効果が期待できるのか、どのような競技に向いているのかなどをビジョントレーニングを担当しているメガネのイタガキ高崎本店 尾形副店長がわかりやすくお伝えします。

【このコラムを書いた人】

 

メガネのイタガキ 高崎本店 副店長

V-Training 担当 尾形 宏基(オガタ ヒロキ)

 

一般社団法人日本スポーツビジョン協会公認
『スポーツビジョンインストラクター』

眼鏡業界歴20年を超える体育会系。趣味はスポーツ観戦全般と、ランニング、音楽鑑賞。

「ビジョントレーニング」とは

 

眼球を動かす筋肉『眼筋』を鍛えることで、両目を使って目標物を正確に捉えたり、目からの情報を脳で処理して体を動かす運動機能を向上させる効果があると言われています。

 

主にスポーツビジョンとして、プロアスリートやeスポーツなどでのパフォーマンス向上や視覚機能の向上、集中力の向上などに有効と言われており、現在では神奈川大学人間科学部の准教授など様々な方が研究を行っています。

 

最近では、プロアスリート以外でも怪我の予防にも繋げられる事で、少しずつですが日本でもビジョントレーニングが広がりつつあります。

 

 

日本スポーツビジョン協会監修の機材

メガネのイタガキでは、日本スポーツビジョン協会・医科学研究会の監修を受け、実証実験を繰り返して開発したプロフェッショナル機材『V-Trainig(ビジョントレーニングシステム)』を導入しています。

 

タッチパネル式モニターを採用し1台で様々なトレーニングプログラムを搭載しており、プロのアスリートから高齢者までご利用いただけます。

■ アスリートから高齢者まで、幅広い方々にご使用いただけます。

■ 初級から上級まで3段階のレベル選択が可能。個人に合わせてトレーニングの調整ができます。

■ 画面モニターの昇降もできるので、座ったままでもトレーニングが可能です。

■ トレーニング目標となる結果データは、数値表示化されます。

■ 結果データは、全国の同世代との比較が可能です。

「スポーツビジョン」とは

多くのスポーツ選手は競技に適した能力を向上させ、パフォーマンスを高めるために、体を鍛え、技術を磨き、強い精神力を養うトレーニングを日々しています。

 

しかし、優れたフィジカルや運動能力を身につけたとしても、視覚情報が正確でなければ、質の高いプレーやパフォーマンスには繋がりません。

 

優れた運動能力を発揮するには、正しい情報を素早く取り入れる「優れた目」が必要です。

「優れた目」とはスポーツ選手に必要な視覚要素を、高いレベルで備えている目のことで、これはメガネやコンタクトレンズによる矯正が基となり、ビジョントレーニングによって向上すると言われています。

 

 

1. 眼と手/身体の協応動作

〈 JSVA 公式トレーニング種目:Adjustability 〉

広く素早くターゲットを眼で捉え、正確に見て反応する総合的なトレーニングです。

ターゲットが1個ずつ表示されるので、素早く1本の指でタッチしてください。

 

主に目で見たものに対し、身体で反応する連動性の向上が期待できると言われています。

基礎トレーニングですので、多くの競技者に効果が期待できます。例えば野球のバッターや卓球、ハンドボールなど各競技のゴールキーパー、ボクシングなどの格闘技や剣道などの各武道などに効果的です。

 

2. 瞬間視記憶

〈 JSVA 公式トレーニング種目:Central/Peripheral Awareness 〉

瞬間的に表示される数字を正確に見て記憶する中心部の感知力を高めるトレーニングです。

9マスに0.1秒表示される数字を記憶します。
続いて上部に表示される数字と同じ位置の数字をタッチしてください。
記入用紙に左上から右に向かって順番に記憶した数字を記入していき何問を正解できているか確認していきます。

 

視野と瞬時の空間記憶の向上が期待できると言われています。

主にゲームメイクをするポジション(サッカーであればMF、バレーであればセッター、バスケであればガード)や、バスケットボールやバレーボールなど動きの変化が速いスポーツ、サーフィンなど瞬時に波や状況を判断するスポーツなどに効果的です。

 

3. 空間認識

〈 JSVA 公式トレーニング種目:Visualization 〉

動いているターゲットの位置関係を正確に認識し、上から見た映像(俯瞰)に変換するトレーニングです。

横から見た状態で、移動する赤いターゲットの最終位置を記憶し、上から見た状態で同じ位置のマスをタッチしてください。

 

「2.瞬間視記憶」同様に、主にゲームメイクをするポジション(サッカーであればMF、バレーであればセッター、バスケであればガード)や、バスケットボールなど動きの変化が速いスポーツ、野球であればキャッチャーのポジション、バレーボールであればウィングスパイカーやオポジット、スケートボードの選手などに効果的です。

 

4. 周辺部の感知力

〈 JSVA 公式トレーニング種目:Central/Peripheral Awareness 〉

広く動くターゲットを目で捉える周辺部の感知力を高めるトレーニングです。

画面中央に眼を固定して行います。

ターゲットが放射状に移動します。移動中、早く回転するターゲットと同じ位置をタッチしてください。

 

周辺視野の認識力向上が期待できます。

例えば、バドミントンでの味方ペアの位置把握や、陸上や水泳競技での両隣のレーンの選手の位置を把握するとき時などに効果的です。

5. 中心部/周辺部の感知

〈 JSVA 公式トレーニング種目:Central/Peripheral Awareness 〉

中心部と周辺部の感知力を高めるトレーニングです。

画面中央の目と同じ色と模様のターゲットを中央エリアに到達する前に両手を使い素早くタッチしてください。

 

視覚情報、瞬間判断、手先の反応の3つの関連動作の向上が期待できます。

視野認識と反射神経を同時に使用するので、スポーツ以外にもドライバーやライダーの方のトレーニングにもオススメしています。

6. 眼球運動

〈 JSVA 公式トレーニング種目:Eye Movement 〉

目を動かして動くターゲットを正確に捉えるためのトレーニングです。

ターゲットが移動中に色が変化します。

画面中央のバーに指を置いたままにして、変化した瞬間にバーから指を離してください。再びバーに指を戻すと続行します。

 

ビジョントレーニング後の「目のストレッチ」としても最適なメニューです。

ビジョントレーニングは こんな人にオススメ

1.スポーツ競技をやっている

  • 野球
  • ソフトボール
  • サッカー
  • フットサル
  • バスケットボール
  • バレーボール
  • ハンドボール
  • ラグビー
  • テニス
  • ソフトテニス
  • バドミントン
  • スカッシュ
  • 卓球
  • ホッケー
  • ラクロス
  • 陸上 (短・中・長距離走)
  • 水泳
  • eスポーツ

他、動体視力や空間認識などが必要なスポーツ。

審判をされる人にも最適です。

2.エクストリームスポーツをやっている

  • スケートボード
  • インラインスケート
  • フリーラインスケート
  • BMX
  • マウンテンバイク
  • ドリフトトライク
  • サーフィン
  • ウィンドサーフィン
  • スノーボード

他、動体視力や空間認識などが必要なスポーツ。

審判や審査員をされる人にも最適です。

3.武道・格闘技をやっている

  • 空手
  • 剣道
  • ボクシング
  • キックボクシング
  • 総合格闘技

審判をされている方にも最適です。

4.運転

  • 高齢者運転のトレーニング
  • タクシードライバー
  • 鉄道やバスの運転手
  • レーシングドライバー
  • レーシングライダー
  • ロードバイク

音楽に合わせて「目の体操」もオススメ

こんな、動画もご紹介!

 

メガネの世界三大産地のひとつ、福井県鯖江市では小学校の授業で目の健康体操をしているそうです。スポーツに限らず目を鍛えることは、集中力の向上や視覚情報取得の優位などがあるといわれているので、子供のころから目を意識するとは、さすが「めがねの街」ですね。

 

実は私たち「メガネのイタガキ」の社員も、開店前にこの「目の健康体操」を実施しています。

 

3分でできる目の体操。こちらもオススメです!

めがねのまちの目の健康体操 / 福井県鯖江市

ビジョントレーニングは、スポーツに関して言えば、競技別やポジション別ごとのトレーニングをすることにより、より大きな効果を発揮することができます。

 

また、ビジョントレーニングはスポーツビジョンに限ったトレーニングではありません。

 

普段の生活や運転などでも、動体視力や視野などは常に使われるので、とても大事です。

 

こんな方々は、ぜひビジョントレーニングを試してみてください!

 

 

ビジョントレーニングを受けるには

「自己パフォーマンスを高めたい」

「もっと良いプレーを出来るようになりたい」

 

「目」を鍛えれば、スポーツがうまくなる!

メガネのイタガキはスポーツに取り組む人たちを応援いたします。

プロスポーツ選手や各競技の日本代表選手はもちろん、スポーツチーム、スポーツクラブ、法人企業様など、各種団体のビジョントレーニングのサポートを受け付けています。お気軽にご相談ください。

 

※ 現在『ビジョントレーニング測定無料キャンペーン』実施中です。

※ 測定・トレーニングは予約優先です。 下記実施店にご連絡ください。

ビジョントレーニング 実施店舗

■メガネのイタガキ 高崎本店

『サングラス&スポーツメガネ館』併設店

営業時間:10:00~19:00

TEL:027-350-1300

V-Training担当:尾形(オガタ)

出張レポート

筑波サーキット内のオートレース選手養成所に行ってきました

一般社団法人 日本スポーツビジョン協会 Facebook より

 

先日、日本スポーツビジョン協会から依頼あり、筑波サーキット内のオートレース選手養成所に行き、スポーツビジョン測定の測定員をさせていただきました。

 

例年の受検者数は約500名で合格者はたった10名程度とされる「オートレーサー養成所入所試験」。

 

その最終試験内容の1つでもありますスポーツビジョン測定のうち、2科目( 目と手の協応動作・瞬間視記憶 )の測定担当をさせていただき、最終試験の受検者約100名のうち22名の女性を尾形が測定させていただきました。

 

「眼と手の協応動作」「瞬間視」とも各3回の測定のうち、測定結果が初回が良く徐々に数値が下がる被験者、逆に初回から徐々に数値が上がり3回目に最高の数値を出す被験者の2パターンがある事を感じました。緊張感のある中、不慣れな事に対しての眼と脳、身体反応の順応スピードや持続力の差が、短時間の測定でも個人差が顕著に出ている事から、スポーツにおいて見る力の大切さとビジョントレーニングの必要性を更に強く感じました。

 

今回の経験を、メガネのイタガキでのVトレーニングに活かしていきたいと思います!

 

2021年12月15日  ビジュアルリアクションアドバイザー 尾形 宏基