お役立ちコラムCOLUMN

2022.01.25

眼鏡で国内唯一の国家資格『眼鏡作製技能士』とは?

眼鏡作製技能者とは、一言でいえば『眼鏡の総合エキスパート』。つまり『眼鏡のスペシャリスト』のこと。世界の40か国以上の国々では既に、眼鏡の資格制度は導入されていますが、ついに日本でも「生活者の眼の健康のため」に、眼鏡作製者の国家資格制度がスタートしました。今までと何が違うのか、信頼できるお店選びの条件として検討できる資格なのか、この後詳しく説明します。

眼鏡作製技能検定とは

眼鏡作製において、お客様の眼鏡の使用状況・使用目的を聞き取ると共に、視力の測定、レンズ・フレームの販売、加工前作業、レンズ発注・加工、フィッティング、引き渡し、アフターケアを行う眼鏡作製の総合エキスパートです。

出典:眼鏡作製技能検定(公益社団法人 日本眼鏡技術者協会)

 

「眼鏡作製技能士」とは、多様化・高度化する生活者のニーズに伴い、「適切な診断・治療」と「適切な眼鏡作製」双方の実現に向け、眼鏡作製者が眼科専門医と連携し、生活者にとってより良い眼鏡を提供するために知識・技能の向上を目指すことを目的とした国内唯一の眼鏡の国家資格です。

 

これからの日本は、この「眼鏡作製技能士」が、国の定める基準に基づき、豊富な知識と卓越した技能を合わせ持つ「メガネの総合エキスパート」として、適切な視力の測定、使用目的やライフスタイルを考慮したレンズ選定、ファッション性も含めたフレームアドバイス、正確なフィッティングとレンズ加工など、お客様に最適な眼鏡をお届けします。

 

「眼鏡作製技能士」には、1級と2級があります。

 

「眼鏡作製技能士」に求められる知識や能力

「眼鏡作製技能士」は、総合エキスパートとして、以下のような知識や能力を身につけていることが求めらます。

< 知 識 >

  • 視機能、光学、商品、眼鏡販売、加工作製、フィッティング
  • 企業倫理・コンプライアンスに関する【幅広い知識】
  • 眼鏡業界に関する【専門的な知識】

 

< 能 力 >

  • お客様のニーズをくみ取る【コミュニケーション能力】
  • お客様に合った眼鏡を作製する【測定・加工・フィッティング能力】
  • お客様に正しい装用・取り扱いを説明する【説明能力】

出典:眼鏡作製技能検定(公益社団法人 日本眼鏡技術者協会)

「国家資格が必要」は82%

公益社団法人日本眼鏡技術者協会のホームページには、「眼鏡を作る人には国家資格が必要と考えている人は82%」というアンケート結果が掲載されています。

※画像出典:公益社団法人日本眼鏡技術者協会ホームページより

せっかくメガネをつくったのに「こんなはずでは」と後悔した経験はありませんか。

このグラフは財団法人日本消費者協会がメガネをかけている男女2千人を対象にアンケート調査した結果で、「国家資格が必要」と82%の人が答えています。

メガネを購入される方々の安心のために、「認定眼鏡士制度」は必要不可欠といえましょう。

出典:公益社団法人日本眼鏡技術者協会

「眼鏡作製技能士」には1級と2級がある

 

国家検定資格である眼鏡製作技能士には、1級と2級の技能士がいます。

求められる水準は、以下の内容です。

1級【後進の目標となる眼鏡作製技能士】

  • 眼鏡市場のトレンドを把握し、顧客の眼鏡に関する潜在的なニーズをくみ取り、最新の技術で製造されたレンズ、フレームを活用し、顧客に最適な眼鏡の提案ができる。
  • 眼鏡作製に必要な詳細な知識・技能を身につけているのみならず、それらを体系的に理解しており、他の眼鏡作製従事者の指導や育成を実施することが可能である。
  • 眼鏡作製知識・技術だけでなく、コンプライアンス、眼科専門医との連携に関する十分な知識を持ち、総合的なマネージメント能力を持つ。

 

2級【業界のベースとなる眼鏡作製技能士】

  • 顧客の眼鏡に関するニーズをくみ取り、販売されているレンズ、フレームを活用し、適切な眼鏡の提案ができる。
  • 眼鏡作製に必要な概略の知識・技能を身につけており、顧客のニーズに応じた眼鏡を作製する事が出来る。

出典:眼鏡作製技能検定(公益社団法人 日本眼鏡技術者協会)

厚生労働省からの報道発表

 

令和3年8月13日に、厚生労働省から下記内容の報道発表が行われています。

 

厚生労働省は、このたび、「職業能力開発促進法施行規則」および「職業能力開発促進法第47条第1項に規定する指定試験機関の指定に関する省令」の一部を改正し、「技能検定」の職種に「眼鏡作製職種」を新設しました。また、これに伴い、試験業務を行う指定試験機関として、「公益社団法人日本眼鏡技術者協会」を指定しましたので、公表します。

技能検定「眼鏡作製職種」の新設は、多様化・高度化する顧客のニーズに伴い、「適切な診断・治療」と「適切な眼鏡作製」の双方の実現に向けて、眼鏡技術者が眼科専門医と連携しつつ、国民により良い眼鏡を提供し、目の健康を守れるよう、眼鏡作製の技能を高めていくことを目的としています。

 

出典:厚生労働省ホームページ 報道発表資料より

現在は「認定眼鏡士」という資格

「認定眼鏡士」は、公益社団法人 日本眼鏡技術者協会が定めるメガネのスペシャリストです。「S級」「SS級」「SSS級」と指定の試験をクリアした人材にだけ与えられている資格制度になっています。

 

2001年にスタートし国内唯一のメガネに関する資格「認定眼鏡士制度」は、2022年3月末で終了し、国家資格「眼鏡作製技能士」へと移行します。

安心を提供できるスペシャリスト

 

メガネは、単によく見えるとかお洒落だけではなく、使用し続けても疲れず快適・・・など様々な条件が融合してこそ、視生活を守る大切な道具となります。

それだけに適切な視力測定、使用目的やライフスタイルにあったレンズ選定、フレーム選び、フイッティング調整、レンズレイアウトなど専門的で複雑な技術が必要となります。

しかし、一般の方々がその技術レベルを判断することは容易ではありません。

そこでメガネ販売にたずさわる人の知識や技術を審査認定し、一般の方々にわかりやすくしたのが公益社団法人 日本眼鏡技術者協会による「認定眼鏡士制度」です。

 

出典:公益社団法人 日本眼鏡技術者協会

イタガキには40人以上の認定眼鏡士が在籍

 

メガネのイタガキには47人の認定眼鏡士が在籍(2022年1月16日 現在)しており、お客様の視生活をサポートしております。

 

メガネに関することはスペシャリストである、認定眼鏡士にお問い合わせください。