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2020.10.22

初めての老眼鏡、どんなレンズを選べば・・・?

皆さんは、新聞やパソコンを見ていると、いつのまにか「あれ? 文字がぼやけて見えるような…」や、「んー、なんとなく見づらいなあ」、などと感じていたりしませんか? 

それは手元のピント調節機能が下がってきたサイン。つまり「老眼」の始まりかもしれません。誰でも必ずやってくる「老眼」。ちょっと面倒に感じるかもしれませんが、あまり困ることではありません。

仕方ないもの、と割り切って、上手に「老眼」とつきあいましょう。

「老眼」を感じたら、まず、メガネを用意することをおすすめします。

パソコンやスマートフォンの普及で、近くのものを見る機会が非常に多くなった現代。視力の衰えや老眼になりやすい年齢は、年々早くなってきていると言われています。

 

ですが、いざメガネを買おうと思っても、どんな見え方になるのか、どのようなレンズを選べばよいのか、分からないことが多く、不安ですよね。近くが見づらくなったことを家族や友人に相談するのもなんとなく恥ずかしい・・・、でもどこに相談すればよいのかも分からない、そんな方も多いと思います。

 

無理をして(目にチカラを入れて)見たり、見づらいのを放置してしまうと、目の疲れや肩こりの原因につながります。ご自身にピッタリ合った、老眼をフォローするメガネを探して、見やすく、目に負担の少ない生活にしましょう。

「老眼」とは、いったい何?

ひと言で言うと、「老眼」とは、近くのものがぼやけて見えたり、ピントが合いづらくなる状態のことです。目の中には、『水晶体』という部分ががあります。この水晶体が膨らむことによって、近くのものが見えるようになります。この水晶体を膨らませることを調節力といい、水晶体を膨らませるには、目の筋力を使います。

 

そして目の筋力がは年齢とともに少しずつ衰えてきます。つまり、調節力が弱くなってくると、水晶体が膨らみきれなくなります。そうなるとピントが合わなくなり、文字がぼやけるようになります。これが「老眼」という状態です。個人差はありますが、一般的に40歳を過ぎた頃から手元の本やスマートフォンの見づらさが気になり始めます。「老眼」のはじまりです。

 

よく「近視の人は老眼にならない」と言われます。ですが、近視の方も目の筋力は年とともに衰えますから、「老眼」になります。なぜ、「近視の人は老眼にならない」といわれるかというと、近視の人はメガネを外すと遠くの見える限界点が近距離にあるため、近くが見づらくなったことに気づきにくいのです。

遠くは良く見えるのに近くの文字がぼやける、もしくは少し距離を離した方が文字がよく見える、という方は「老眼」が入ってきている可能性があります。

老眼をフォローするレンズって、どんな種類があるの?

「老眼鏡」と聞くと、多くの方が、昔の記憶でおじいさんやおばあさんが虫メガネのようなメガネを掛けて、新聞を読んだり、編み物をしたり、というイメージがあるかもしれません。ですが、現在は一口に「老眼鏡」と言い切れないほど、さまざまな種類のレンズがあります。

 

今日は、近くのものを見るときも、遠くのものを見るときも1つのメガネで見ることができる「累進屈折レンズ」が主流です。人それぞれのライフスタイルや行動様式によって、目的に合うメガネをお探しください。では、老眼をフォローするレンズをご紹介します。

●近用レンズ

近くを見るために一番有名なレンズは手元専用レンズです。いわゆる「老眼鏡」です。本や新聞を読むときだけに掛けたりしますので、リーディンググラスなどともいいます。これは手元の近距離が見る専用のレンズです。

 

レンズ全体が近くを見るための度数になりますので、長時間の読書や裁縫など細かい作業に向いています。ただし、ちょっと手を伸ばした先やパソコンなど少し離れた所を見るとぼやけます。手元を見るときに、見たいものの距離が少し変わると度数も変化するのです。

 

歩くときや遠くを見るときにはメガネを外したり、遠く用のメガネに掛け替えるようにしましょう。

●遠近両用レンズ

次に、「累進屈折レンズ」の代表、「遠近両用レンズ」です。今日、主流のレンズですね。このレンズを付けたメガネを掛けていると、一本のメガネで遠くから近くまで快適に見えるようになります。運転もパソコンも読書もすることができます。「近用レンズ」のように掛け外しをせず一日掛けっぱなしでいられるため、日常生活全般で使えるのでとても便利です。

例えば職場まで運転をして、パソコン作業、書類を見ることや、ご自宅でテレビを見ながらスマートフォンを見る・・・と遠くを見ながら近くも見ることも、この1本でOKです。

 

特に運転の時にカーナビが見たい、買い物行ったときに値札が見られる、といったお出かけの際にも便利です。また食事に行ったときにメニューが見え、料理もしっかり見ることができるため、よりおいしく食事を楽しむことができますよね。

 

「遠近両用レンズ」は一枚のレンズに遠くから近くまで様々な度数が入るため、自分の視線を動かすことでピントを合わせていきます。レンズの上部で遠くが見え、目線を少し下にすると中間部分(パソコンなど)が見え、レンズの一番下の部分で本が読めるようになります。しかし遠近両用は横目線が苦手です。設計上レンズの両端はものがゆがんで見えるようになってしまいます。特に中間~近くは見える部分は狭いため、真正面で物を見ることが重要です。

 

今は、境目なくスムーズに見ることができる「累進屈折レンズ」を使った「遠近両用レンズ」ですが、以前は、「二重焦点レンズ」がメインでした。レンズの真ん中あたりに、線が見える様なレンズといえば、おわかりになる方も多いと思います。

 

ほぼ遠くの度数になっていますが下部に小玉があり、そこで近くが見えるようになります。境目の線が多少気になりますが、遠くと近くの境目がはっきりしているため、近くを見る際に視線を合わせやすいレンズです。しかしパソコンなどの中間距離を見るための度数は入っていませんので、最近はあまり使われていません。「累進屈折力レンズ」を使った「遠近両用レンズ」が多くなっています。

 

上記の2種類、手元専用の「近用レンズ」と「遠近両用レンズ」が、多くの方がご存知のレンズだと思います。しかし、手元が見えるようになるレンズはこれだけではありません。他にも手元を見るためのレンズがあります。ご自身のライフスタイルに合ったレンズを選んでいきましょう。

●中近両用レンズ

「中近両用レンズ」とは、手元~2、3メートル先の中間距離をメインにしたレンズです。近用レンズと同じく座った状態で使う手元用レンズで、「遠近両用レンズ」の中間から手元の見える部分を切り取ったようなイメージです。

 

「遠近両用レンズ」だとパソコン、特にデスクトップタイプのパソコンを見る時は少し顎を上げて中間距離のピント合わせを必要とします。手元~中間は見える範囲は狭いです。しかしこの中近両用は遠近両用の苦手な部分を広くしているためパソコンもスムーズにできますし、手元の書類も見える横幅が広いですから、室内での生活にとても便利なんですね。

また、このレンズの良いところは、さほど広くない室内ならある程度見渡すことができるということ。手元の度数によって差はありますが、少し離れたテレビまで見えるようになるから室内向けレンズとしてたいへん便利です。

あくまで座った状態で使うメガネですが、慣れてしまうと室内を歩き回ることもできます。ただし、注意も必要です。「中近両用レンズ」は、「遠近両用レンズ」と違い、遠くは見えません。ですからクルマの運転運転はできません。

 

「中近両用レンズ」は、一日室内で過ごされる方、手元作業の多い方向けのレンズといえます。

●近用ワイドレンズ

「近用ワイドレンズ」は、別名「近々両用レンズ」とも言われ、手元専用の近用レンズに近いレンズです。このレンズの特徴は、手元の作業に加えて手の届く範囲も見える視界の広いレンズです。例えば、手元専用レンズの「近用レンズ」ですと、手元の書類を見ながらパソコンを見ようとするとパソコンがぼやけてしまいます。これは書類の文字を見る距離とパソコンの置いてある距離が違うためです。

 

「近用レンズ」は、手元の距離30㎝に合わせればその距離はピントが合いますが、それ以外の距離にあるものはぼやけて見えてしまうのです。新聞を一面広げて下の方の文字は見えても上の方は見づらかった、手前まで持ってくると見えるようになる、というのはこのためです。

 

一方、「近用ワイドレンズ」は30㎝の距離にある書類も見えてパソコンも見えるようになります。これはレンズの上部に奥行き感を出せるよう度数が変化するためです。

 

一日中パソコン作業が続く方や、机の上を広く使う方、デスクワークに最適なレンズです。

【おまけ】100円ショップなどの「既製老眼鏡」

 

『老眼鏡』といっても、じつは様々。

 

眼科やメガネ店で視力測定して作る「近用レンズのメガネ」や、このあと紹介する遠近両用メガネなどの「累進レンズ」もあれば、100円ショップなどで販売している出来合いの「既製老眼鏡」もあります。テレビCMで一時話題になった「ハズキルーペ」は、厳密には老眼鏡ではなく拡大鏡ですが、実際は老眼鏡と同じように使用されていますよね。

 

「何となく、測定した方がいいんだろうけど・・・」とわかっていても、チョットの時間しか使用しないし、手軽に済ませたいのが本音。

 

わかります。けど、ちょっと待って。

 

老眼鏡といえど、メガネは自分に合ったものをかけていただくのが大切 。

ここでは既製老眼鏡や拡大鏡のメリットとデメリットを簡単に説明しておきますので、参考にしてみてください。(メガネ屋のコラムなので、少し『色眼鏡』のかかった、偏見かもしれません。悪しからず。。。)

既製老眼鏡・拡大鏡のメリット

【メリット:1】何といっても、手軽。

「ほしい」「買おう」と思ったらすぐに購入でき、すぐに使えるのが最大のメリットですよね。

【メリット:2】安く買える。

今は100円ショップでも売っている時代です。100円なら、何本も購入して、リビングに、寝室に、オフィスに、バッグの中に、キッチンに、トイレに、色々な場所に置いておくことも。もし、紛失したり老眼が進行しても、100均なら安くすみますよね。あの有名なテレビCMの拡大鏡は10,000円くらいですので、安いかどうかは人それぞれですね。

既製老眼鏡・拡大鏡のデメリット

【デメリット:1】自身の目に合っていない可能性が。

これが最大のデメリット。既製老眼鏡は、左右の度数が同じで、もちろん乱視の度数も入っていない簡易的なもの。左右の視力や度数が違う人が多い中、手軽さを重視する出来合いの老眼鏡だと、一人ひとりに合わせられない分、デメリットに。

 

【デメリット:2】自身の顔に合っていない可能性が。

「メガネが似合っているか」という意味ではなく、「正しい顔の位置で老眼鏡をかけているか」という意味です。黒目の位置(瞳孔間距離、PD)は、人それぞれ。老眼鏡含むほぼ全てのメガネは、黒目の中心にレンズの中心を合わせて作製されます。また、目とレンズの距離は適切か、かけ心地はきつくないかなど、正しい距離、正しい位置でかけられていない可能性があります。

 

【デメリット:3】疲れてしまう。

自分に合わない老眼鏡をかけ続けることで、疲労感や集中力の低下、ストレスにつながることも懸念されます。

メガネのイタガキは、視力測定をしてお客様一人ひとりに合ったメガネを作製します。

【 店内全品 レンズ付き出来上がり価格 】

■ 老眼鏡 (近用単焦点レンズ)

薄型レンズ使用 3,800円+税 ~

■ 遠近両用メガネ(中近両用レンズ、近用ワイドレンズにも変更できます)

見やすい設計の超薄型レンズ 9,800円+税 ~

 

※2020年10月 現在

メガネは上手に使い分ければ、暮らしがますます快適に。

老眼をフォローするさまざまなレンズを紹介してきましたが、レンズによって、それぞれ特徴が違います。

 

「遠近両用レンズ」は便利ですが、一本だけで済まそうと思うと、目が疲れることもあります。ですから、いくつかのメガネをご用意して、暮らしのさまざまなシーンで使い分けすることが一番おすすめです。

 

日常生活を送るのには「遠近両用レンズ」のメガネ、仕事用でのデスクワークや室内で過ごすことの多い方に「中近両用レンズ」のメガネ、パソコンや裁縫など細かい作業用に「近用ワイドレンズ」のメガネ、読書用に手元専用の「近用メガネ」など、使う場面によってメガネを掛けかえると目的のものが見やすくなります。

スマートフォン、タブレット、パソコンを使い分けるのと同じように、目的に合ったメガネを掛けて、快適に、ラクに見える生活をしましょう。

 

さらにオススメは、メガネは掛けかえることによって違うデザインのフレームを楽しむこと。お気に入りのメガネを目的別のレンズで分けてみると、気分転換にもなります。「老眼鏡」と聞くと年齢を感じるような言葉ですが、どなたでも必ず経験すること。

 

とことん楽しんでみませんか?ふだん掛けないようなデザインのフレームで、オシャレな老眼鏡を作ったり、ちょっとしたイメージチェンジができるかもしれませんよ。ぜひメガネをさまざまなシーンでメガネを着がえて、老眼ライフを楽しみましょう

 

ふだん掛けないようなデザインのフレームで、オシャレな老眼鏡を作ったり、ちょっとしたイメージチェンジができるかもしれませんよ。ぜひメガネをさまざまなシーンでメガネを着がえて、老眼ライフを楽しみましょう。

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¥24,800 (+税)

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¥24,800 (+税)

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