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2021.10.15

ボタン電池の回収について

メガネ・補聴器の板垣では環境保全の観点から、一般社団法人電池工業会(BAJ)の取り組みに賛同し、補聴器や時計などに使用されるボタン電池(空気電池)の回収にイタガキ全店で取り組んでいます。

<画像出展元>一般社団法人電池工業会 http://www.botankaishu.jp/m/top.php#

ボタン電池回収の背景と取り組み

 

世界的に環境保全への意識が高まる中、国連環境計画(UNEP)による水俣条約(2013年)、及び国内における「水銀による環境の汚染の防止に関する法律」(2015年)の制定などを通じて、水銀から人の健康と環境を守る取り組みが行なわれています。

 

電池業界では、これまで乾電池の水銀ゼロ化(1992年)、水銀電池の生産・販売中止(1995年)等によって環境負荷の軽減に努めて来ました。ボタン電池に関しては性能面・品質面の理由から今なおごく微量の水銀が使用されているものがあり、現時点では完全な無水銀化は実現していません。

 

このため一般社団法人電池工業会(BAJ)では、使用済みとなったボタン電池の回収とその適正処理(自主取り組み)を行なっています。

 

<参考出展>

一般社団法人電池工業会HP

http://www.botankaishu.jp/m/top.php#

回収できる電池の種類

 

回収対象電池は補聴器や時計で使われる以下のとおりです。

・酸化銀電池(形式記号SR)

・空気電池(形式記号PR)

・アルカリボタン電池(形式記号LR)

<画像出展元>一般社団法人電池工業会 http://www.botankaishu.jp/m/top.php#

 

 

イタガキ全店で店頭に『回収ボックス缶』を設置しています。

安全のため、ボタン電池はセロハンテープで絶縁してお持ちください。

 

※ リチウムコイン電池(型式記号CRおよびBR)は、水銀を含んでいないため回収の対象外です。

※ ボタン電池でも回収缶の投入口に入らないボタン電池は対象外です。

(投入口サイズ目安:たて6ミリ×よこ12ミリ)

 

当店にて回収対象外の電池につきましては、お住まいの自治体の指示に従って廃棄いただくようお願い申し上げます。

回収された電池について

 

回収缶にお入れいただいたボタン電池は、最終的に中間処理業者の施設に送り、水銀、鉄、亜鉛化合物等としてすべてリサイクルします。

廃棄処分、あるいは埋め立ては発生しません。

 

皆様のご協力をお願いいたします。