2026.02.20
花粉メガネの効果は?いつから使う?度付き対応まで専門店が解説

春になると「目がかゆい」「充血する」「コンタクトがつらい」といった花粉症の症状に悩まされる方は少なくありません。
そんな方におすすめなのが、目に入る花粉を物理的に防ぐ「花粉メガネ」です!
花粉メガネは、正しく選べば目のかゆみや不快感を軽減し、普段使いのメガネとしても自然に掛けられます。
この記事では、メガネ・補聴器の専門店として、花粉メガネの効果、使い始める時期、度付き対応の可否まで、分かりやすく解説します。
目次
「花粉症」と「花粉」の基礎知識
花粉対策の準備は早い方が安心。
花粉症の疫学
花粉症は誰もが認める増加している病気ですが、実はどの程度の患者がいるのかはっきりとしたデータはあまりありません。
その中で日本アレルギー協会会長が行なった住民台帳を基準にした疫学調査によると、全国平均では15,6%。
地域別の有病率では東北13.7%、北関東21.0%、南関東23.6%、東海28.7%、北陸17.4%、甲信越19.1%、近畿17.4%、四国16.9%、中国16.4%、九州12.8%で北海道、沖縄はごく少ない有病率でした。
ある調査によると、スギ花粉症の有病率は全国で20%を超えると報告されています。
少なくともスギ花粉症はアレルギー性鼻炎全体と共に増加していることは明白であり、注意が必要です。
花粉症の約70%は『スギ花粉』
関東地方のスギ花粉ピークは2月下旬~4月上旬頃
スギ林は全国の森林の18%、国土の12%を占め、
花粉症患者の約70%がスギ花粉を原因としています。
花粉量には地域差があり、北海道は少なく沖縄にはスギがありません。関東・東海ではスギ花粉が多く、関西ではヒノキ花粉の割合も高いとされています。
風で花粉を運ぶ植物(風媒花)は花粉量が多く、花粉症の原因になりやすいとされています。日本では50種類以上の花粉が報告され、
春はスギ・ヒノキ、初夏はイネ科、夏から秋はキク科が主な原因です。
温暖化の影響でスギ花粉の増加も予測されています。
地域により、花粉の種類や時期も様々
花粉症のセルフケア
自分でできるセルフケアとしては、外出時にマスク、メガネをして、原因の花粉を少しでも体の中に入れないようにする努力が必要です。
花粉症用のマスクでは花粉が約1/6、花粉症用のメガネでは1/4程度に減少することが分かっています。
また花粉情報に注意し、花粉飛散が多いときには無駄な外出は避けるようにしてください。家にいる場合でも、花粉飛散の多いときには窓の開け閉めに注意をしましょう。
もし、外出する場合にはけばけばした花粉のつきやすいコートを着ることは避けましょう。外出から帰ってきてもすぐに顔を洗い、うがいをすることをお勧めします。全く症状をなくすことは不可能ですが、少しでも症状を軽くすることができると考えます。
鼻粘膜の状態を良くするように、悪化の因子であるストレス、睡眠不足、飲みすぎなどを抑えることが必要です。軽い運動などは花粉防御をしたうえでは推奨されると思われます。セルフケアと医師、薬剤師による治療を含め、花粉症の季節を快適に過ごせるよう努力してみてください。
花粉症用のマスクで花粉が約1/6、花粉症用のメガネでは1/4程度に減少する
目のかゆみ、充血には花粉対策メガネが効果的
花粉対策メガネにはどんな効果がある?
花粉対策メガネの最大の特徴は、目の周りを覆う構造によって、花粉の侵入を防ぐことです。
一般的なメガネに比べ、
- フレームと顔の隙間が少ない
- 横や上からの花粉侵入を防ぎやすい
といった構造になっており、目に入る花粉の量を大幅に減らす効果が期待できます。
「マスクだけでは目のかゆみが防げない」という方にとって、花粉対策メガネは非常に有効な対策のひとつです。
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花粉対策メガネはいつから使うべき?
花粉対策は「症状が出てから」ではなく、早めの準備が重要です。
特に多くの方が影響を受けるのが前述の通り、
- スギ花粉:2月下旬〜3月下旬頃
- ヒノキ花粉:3月下旬〜4月下旬頃
この時期に入る前、「花粉が飛び始めたかな?」と感じたタイミングで花粉対策メガネを使い始めるのがおすすめです。
早めに対策することで、目の症状が悪化するのを防ぎやすくなります。
普通のメガネやゴーグルとの違いは?
普通のメガネ
- 視力矯正はできる
- 顔との隙間が多く、花粉は入りやすい
ゴーグルタイプ
- 花粉カット率は高い
- 見た目に抵抗を感じる方も多い
花粉対策メガネ
- 花粉対策と日常使いのバランスが良い
- デザイン性が進化し、自然な見た目
- 長時間掛けやすい
近年の花粉対策メガネは、「いかにも対策用」という印象が少なく、普段使いしやすいデザインが増えています。
度付きの花粉対策メガネは作れる?
はい、度付き対応が可能です。
花粉対策メガネは、
- レンズを度付きに交換し
- 普段使いの視力矯正メガネとして使用
することができます。
「コンタクトが使えない時期だけ花粉対策メガネを使いたい」
「運転や仕事中も快適に過ごしたい」
という方には、度付き花粉対策メガネがおすすめです。
※「花粉対策メガネ」は構造上、レンズ交換・度付き対応ができないものもあります。
また、お客様の度数により作製できない場合もございます。
店頭にてスタッフへご相談ください。
花粉対策メガネ選びで失敗しないポイント【専門店の視点】
花粉対策メガネは、選び方で効果と快適さが大きく変わります。
ポイント① サイズとフィット感
顔のサイズに合っていないと、隙間から花粉が入りやすくなります。
ポイント② くもり対策
マスクと併用する場合、くもり止め加工や専用ケア用品があると快適です。
ポイント③ 掛け心地
長時間掛けるものだからこそ、鼻や耳への負担が少ないかも重要です。
メガネのイタガキ では、フィッティング調整を行い、より効果的で快適な状態に仕上げます。
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さらに「強力くもり止め」を使って、快適さWアップ!
マスク&メガネの併用で困るのが、
そう、「しつこいレンズのくもり」との戦いです。
マスク&メガネユーザーのお助けアイテムとして注目を集めているのが「メガネのくもり止め」です。
「メガネのくもり止め」には、スプレータイプ・クロスタイプ・使い捨てペーパータイプなどいろいろありますが、くもり止め効果の高さで選ぶならジェルタイプの「アンチフォグ」が絶対おすすめ!
毎日、メガネをキレイにお掃除した後のタイミングで、レンズにジェルタイプの「メガネのくもり止め」を塗っておきましょう。
マスク着用時はもちろん、寒い屋外から暖かい室内に移動したときや、温かい飲み物を飲むとき、ラーメン好きにもメガネがくもるのを防いで快適に過ごせます。
料理人の方や、温浴施設で勤務の方にもおすすめです。
「くもり止め」の効果はYouTubeで
メガネのイタガキ【公式】チャンネル
「『くもり止め』って本当に効果あるの??」
そんな声が聞こえてきそうですね(笑)。
効果をご覧いただくために、スタッフのオーシマがYouTubeにて実演しています。
ぜひ、ご覧ください。
まとめ|花粉対策は「目」から始めるのがおすすめ
花粉症対策というと、マスクや薬に意識が向きがちですが、目への対策も非常に重要です。
- 目のかゆみ・充血がつらい
- コンタクトが使えない
- 外出を少しでも快適にしたい
そんな方は、花粉メガネを検討してみてはいかがでしょうか。
花粉メガネは、正しく選び、しっかりフィッティングすることで効果を発揮します。
メガネ・補聴器の専門店として、お一人おひとりの生活スタイルに合わせたご提案が可能です。
気になる方は、お近くの店舗までお気軽にご相談ください。
花粉メガネに関するよくある質問

Q. 花粉メガネは本当に効果がありますか?

花粉メガネは、目の周りを覆う構造によって、目に入る花粉の量を減らす効果が期待できます。 一般的なメガネに比べ、顔との隙間が少ないため、目のかゆみや不快感の軽減につながります。

Q. 普通のメガネと花粉メガネは何が違うのですか?

普通のメガネは視力矯正が主な目的で、花粉対策としては隙間が多い構造です。 一方、花粉メガネは花粉の侵入を防ぐ設計になっており、花粉対策と日常使いの両立を考えて作られています。

Q. 花粉メガネはいつから使い始めるのが良いですか?

花粉が本格的に飛散する前から使い始めるのがおすすめです。 「花粉が飛び始めたかな?」と感じたタイミングで早めに対策することで、症状の悪化を防ぎやすくなります。

Q. 度付きの花粉メガネは作れますか?

はい、度付き対応が可能です。 レンズを度付きに交換することで、普段使いの視力矯正メガネとしても使用できます。 コンタクトレンズが使えない花粉シーズンにも便利です。

Q. 仕事や外出時に使っても違和感はありませんか?

近年の花粉メガネはデザイン性が向上しており、普段使いしやすいモデルが増えています。 選び方やフィッティングによって、見た目や掛け心地の違和感を抑えることができます。

Q. 子どもでも花粉メガネは使えますか?

お子さま向けのサイズや設計の花粉メガネもあります。 成長や顔のサイズに合わせた調整が重要なため、専門店での相談がおすすめです。
